CONCEPT

家でのくつろぎ時間に
少しのぬくもりと彩りを添えられる
革小物づくりを目指しています。

     

STORY

アパレル会社でレディース服のデザイナーとして勤務。その後、ハンドバッグの製造・販売の会社でバッグや財布の企画・デザインに従事。在職中、もっとものづくりを学びたいと思い、本業の傍らレザークラフト教室に通い始める。自分で革を染めて、色や形を創造する魅力にひかれ2019年よりなないろかばんとして活動をスタート。大切な副産物である革の特性を活かした作品で、革の可能性や面白さ、心地よさを知って感じていただけたら幸いです。

     

WORK

作品はすべて機械を使わず一点一点手づくりしています。革を自ら染色し、伸ばしたり、折り畳んだり、ねじったりと革の特性を活かした物づくりをしています。革の端は丹念に磨きをかけ、手で触れたときに心地よさを感じていただけるよう心がけています。
手縫いの特徴は、縫い目の一か所にホツレが出ても、スルスルっと糸が抜けてしまうことはありません。なぜなら一本の糸で交差するように縫っているからです。また、穴を空けてから糸を通すため、糸が長年の劣化で消耗し交換が必要になった時も交換が容易です。手縫いでしか現れない温かみを感じていただけたら幸いです。

     

MATERIAL

革は、「植物タンニン100%のヌメ革」を使用しています。メインは国産の本革を使用し、クロムなどの化学物質を一切含まない製法で鞣した(なめした。革を作ること)革なので、人や環境にやさしいです。自身がアトピーということもあり、できるだけ皆様に安心していただける素材を選んでいます。使い込むほどに味わいのでる革です。
思い出と一緒に革の経年変化をお楽しみください。

革は副産物です。大切な資源の第二の人生を、豊かなものに生まれ変えられるように。そして、日本の資源の循環に少しでも関われるように、これからも取り組んでいきたいと考えます。